Fruitbat Factoryは、2012年2月10日にJakke ElonenとOzhan Senによって設立されたフィンランドの独立系日本語-英語国際化会社です。
会社の目的[]
「我々の目的は、人々に日本の最高のゲームを英語で楽しんでいただくことです。」-Jakke Elonen
成立[]
2007年7月27日に発売された日本のビジュアルノベル「リトルバスターズ!」。「リトルバスターズ!」は、Keyが開発し、VisualArtが発売したもの。2008年2月10日、Team Fluffyというファングループが、情熱のプロジェクトとして「リトルバスターズ!」の非公式英訳を開始した。
Ozhan Senは、EchoMateriaという名で、Team Fluffyの中でもいち早くプロジェクトに参加し、主にグラフィックの編集を担当した。2008年11月、Jakke ElonenがPhlebasの名でTeam Fluffyのスクリプトエディターとして参加した。さらに、2010年7月にTony BlomqvistがRiveという名で翻訳プロジェクトのエラーレポートを提出し始め、2010年12月に校正者として正式にTeam Fluffyに参加した。2011年12月18日、「リトルバスターズ!」の翻訳が完了した。また、「リトルバスターズ!、エクスタシー」と「リトルバスターズ! メモリアルエディション」の翻訳も担当するということが発表された。
2012年初頭、Ozhan SenとJakke Elonenは、日本のゲームのローカライズが少ないことを惜しく思い、日本語から英語へのローカライズ市場を拡大するため、さらに積極的な役割を担うことを思い立った。その結果、Fruitbat Factoryという会社を設立することになった。SenさんとElonenさんは、2人が以前から親交のあった翻訳家の芳文石井に連絡を取り、新会社に参加させ、スタッフを3名にした。社名を考えるとき、ある時、Elonenさんが「それはfruitbatのようなアイデアだ」と言い、Senさんが「フルーツバット」という言葉を気に入ったので、最終的に「Fruitbat Factory」という社名になったのだ。こうして基盤を整え、2012年2月10日、Fruitbat Factoryは誕生した。
100%おれんじじゅ~すっ![]
2013年、Fruitbat Factoryは、Rockin' Androidが翻訳をしないことを決めたため、開発元のOrange_Juiceと「100%おれんじじゅ~すっ!」のローカライズについて話し合いを開始した。「100%おれんじじゅ~すっ!」は、Orange_Juiceの5周年記念作品として、コミケ76でのみ発表され、2009年のJP発売時にはあまり売れていなかった。議論の末、Fruitbat Factoryにローカライズが許可され、リスクを内包しながらマルチプレイを開発し、発売を3カ月遅らせることにした。2014年5月16日、Steamで発売された。
これまでの作品とは異なり、発売当初から売上が落ち込むことなく、安定的に推移した。安定したユーザーベースを証明できるようになったFruitbat Factoryは、Orange_Juiceに対して、5年前のゲームを拡張するため徐々にコンテンツを追加していくことは価値があると説得できた。その結果、2014年10月15日にDLC第1弾「しゅら&ななこキャラクターパック」をリリースし、コミュニティから非常に好評を得た。このDLCのリリース以降、ゲームの細部やグラフィックを徐々に改善し、数ヶ月ごとに新しいDLCを追加していた。2017年には、「100%おれんじじゅ~すっ!」専用のエンジニアも雇い(10人に増員)、これまでのどのイベントよりも複雑なイベントの制作が可能になった。2017年末、Fruitbat Factoryは、本作初のスクリプトによる複雑なイベント「スクランブル!for Xmas Miracle!」をリリースした。その後、より複雑なスペシャルイベントが続々と開催されている。
チームメンバー[]
- Jakke Elonen、CEO、ファウンディング・パートナー、プロジェクト・エディティング・リード
- Ozhan Sen、ファウンディング・パートナー、グラフィック&マーケティングリード
- 芳文石井、翻訳、日本関係
- Runa Daikai、ビジネスデベロップメントマネージャー
- Juan Gomez、翻訳、日本関係
- Tony Blomqvist、リードエンジニア
- Kyle Combs、エンジニア
- hexun、エンジニア
- Yulay Devlet、シニアアートデザイナー
- Coffgirl、アートデザイナー
- Justin "Ikuse" Khar、アートデザイナー
- Cesar Oliver、ジュニアエンジニア
- Paulo "Blue Link" Naressi、ジュニアエンジニア
- Sora、ジュニアエンジニア
- Yoran Heling、Webマスター